Path Window
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繁雑な病理検査業務をすっきりスマートに文字情報と画像情報を統合管理することで、
ペーパーレス化&データベース化を実現します。病理・細胞診検査業務支援システム「Path Window®」は、医療用ガラスのトップメーカーである松浪硝子工業株式会社がスライド標本自動印字ユニットなどで培ったノウハウを結集し、定評の「Windows(Microsoft社)」に対応するシステムとして開発したアプリケーションソフトです。開発段階で病理検査の現場からのニーズを繰り返しフィードバックすることで、必要な機能を満載しながら優れた使い勝手を実現しました。画面は見やすく操作は簡単。もちろん膨大な情報の中から履歴や類似所見などをマウス操作で瞬時に呼び出すことも可能です。画像情報も統合管理できます。
- 「Windows(Microsoft社)」に対応した最新システムです。
- 処理速度、安定性も抜群。その上ハードとソフトを合わせたシステム全体としてこれまでにない低価格を実現。
- デジタルスチールカメラや高精細画像カメラで撮影したフルカラーの画像を見ながら診断ができます。
- オーダリングシステムや電子カルテシステム(E.M.R.)とのデータ相互連携が可能。
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基本システム
- 病理組織受付、細胞診受付、解剖受付処理及び修正処理
- 各種ワークシート印刷(切り出しワークシート、特殊染色依頼ワークシートなど)
- 切り出し、追加切り出し処理(ブロック数、特殊染色名の入力)
- カセット / スライドグラス/ラベル印刷、追加印刷(パスカセットプリンタ / スライドプリンタ / パスラベルプリンタへの自動印字)
- 組織診、診断入力・細胞診判定入力/診断入力 診断報告書作成/印刷
- スペルチェック機能(組織診断)
- 臓器 / 材料別診断・所見マスタ・がん取扱規約マスタ
- SNOMEDコード・ICD-Oコード・がん取扱規約・TNM分類・所見入力機能
- 細胞診ダブルチェック対応機能
- 組織診、細胞診、解剖の台帳印刷
- 各種集計処理(年月次、科別、材料別、クラス別等)
- データ抽出・検索(And Or機能)
- スライド標本・ブロック貸出し管理
- ISO15189対応
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オプション
- 画像処理に関する機能は全てオプションになります。
※ 基本システム稼働後、画像処理機能を追加してバージョンアップさせることが可能です。 - 他ネットワークとの接続(オーダリングシステム/電子カルテシステム対応)
- 検査依頼書(シェーマ)ファイリング機能
- マクロ&ミクロ画像ファイリング機能
- 免疫染色装置との連携
- LBC法・液状化検体細胞診システムとの連携
- バーチャル顕微鏡システムとの連携
- 臨床検査業務支援システムとの連携
- 病理・標本ブロック管理システムとの連携
- 音声入力システム『Ami Voice』
- 遠隔診断対応
- 画像処理に関する機能は全てオプションになります。
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ハードウェア環境
対応機種 Windows(32又は64bit)が動作するマシン 解像度 1,024 ×768ドッド / 64,000色 -
開発環境
言語 Visual Basic(Enter Prise Edition) データベース MicroSoft SQL Server - インテル®、Intel Coreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corprationの商標です。
- Path Window®は松浪硝子工業株式会社の登録商標です。
- Microsoft Windows、Visual Basic、SQL ServerはMicrosoft社の登録商標です。
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病理・細胞診分野へのさまざまなご提案
MATSUNAMIは、システムで解決できます。病理診断支援システム「Path Window®」を核に、繁雑な病理検査業務の文字情報と
画像情報を統合管理することで、ペーパーレス化&データベース化を実現します。-
包埋カセットに直接印字し、書き込み・読み込み時のミスを防止。標本情報をPath Cassetteに直接印字できるプリンタです。ラベルと文字は溶剤に強く、包埋作業後も安心です。
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溶剤に浸しても、印字文字が消えない、剥がれない耐溶剤標本ラベルプリンタ。細胞診検査のオーダリングに最適です。
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病理組織標本の全ての高速処理にてデジタル化します。病理検査支援システムと連動されることで、 画像データベースの構築が可能です。遠隔病理診断も可能で、スピーディに術中迅速診断等へ対応できます。
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病理標本および病理ブロックを院内で保管、統合管理。保管庫はセンサーにより管理、収納場所をピンポイントで表示。保管したすべてのサンプルの所在が確実に把握できます。
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顕微鏡用スライドガラスのフロスト部分に標本情報を高速で印字し、情報を転送できます。Path Window®との組み合わせによる検査業務効率化、精度管理も可能です。また、既存の臨床検査システムにも接続できます。
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薄切場所への設置にも困らないコンパクトなサイズを実現しました。搬送機能の改良を加えて、多彩なスライド供給方式を備えてスムーズな薄切作業の簡素化に効果を発揮。各種システムからの接続により精度管理や検体取違防止に貢献します。
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免疫染色や特殊染色をランダムアクセスで処理する全自動システム。簡単に短時間で、多抗体の染色や多種の特殊染色が同時にできます。
※「Ventana」及び「ベンタナ」は、ロシュ社の登録商標です。 -
多数の病院の病理標本および病理ブロックを院外で保管、統合管理するシステム。
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5つの機能で、病理細胞診検査業務を強力にサポート!
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情報の一元管理
組織検査・細胞診検査・剖検の各業務における、文字情報・画像情報を一元管理することで、繁雑な病理検査業務の効率化を実現いたします。
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リスクマネジメント
一次元・二次元バーコードを駆使することで業務の効率化。検体の取り違い及び入力ミスによる医療過誤を防止いたします。松浪硝子工業はリスクマネジメントを最優先に考慮し、自社開発した医療過誤対策専用プリンタとの連携を提案しています。
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包理カセット印字装置
パスカセットプリンタ専用カセットへ直接印字します。
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スライドグラス印字装置
パススライドプリンタ エスポ専用スライドグラスへ直接印字します。
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耐溶剤性ラベル印字装置
パスラベルプリンタスライドグラスへ直接印字できないような塗抹標本に使用します。
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Web参照
Web参照方式による臨床側への経過・診断結果・画像情報の提供をいたします。これにより、臨床側は画像情報をインフォームド・コンセントに活用することが可能です。
受付済、切出済、診断中、特染中、報告済の項目からステータスを表示します。
項目を増やすことも可能です。 -
診断結果の未読・既読管理
臨床側による診断結果報告の見落としを防止すべく電子カルテ端末側で、診断結果報告の未読・既読の管理機能を提供いたします。また、Path Windowsの簡易検索機能により未読リストを一覧表示、データの書き出しも可能です。(CSV方式)
未読リスト一覧イメージ -
院内がん登録
SNOMEDコード・ICD−Oコード・癌取扱規約・TNM分類に対応した各種臓器診断マスタを標準装備しています。また、これらの情報を書き出すことも可能です。(CSV方式)これにより院内がん登録への2次利用が可能です。
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