使用用途例

On-Chipトランスフェクション法(Transfection Array)

「On-Chipトランスフェクション法」とは、プラスミドDNAがデポジットされたガラス基板の上に動物(ヒト)細胞を付着させることにより、多種類の遺伝子を一括してトランスフェクションする方法です。細胞の表現系を指標とした遺伝子やRNA等のファンクショナルスクリーニングへの応用を可能としています。

実施テストでは、DNAマイクロアレイ用スライドグラス・タイプ1を使用して開発したプロトコールを用いると、1スライドグラスあたり、約10,000種類の遺伝子を導入することができました。

ラボレベルプロテインチップ作製法(Protein Array)

ラボレベルプロテインチップ作製法とは高撥水性印刷スライドを用いてPippettingだけでプロテインチップ作製が可能です。特に使用するスライドは高撥水性フッ素樹脂インク使用によるスポッティング等によりwell間のコンタミ防止を実現しました。スライドグラス上に最大570スポットが可能となります。