特殊ガラス・特殊コートガラス(受注生産品)
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医療用ガラス、電子部品用ガラス事業の双方のノウハウを合わせた製品を提供可能
DNA解析・タンパク解析等今後もスライドグラス表面に求められる要求は多岐に渡ります。これら多様化する医療診断技術で必要となる特殊ガラスのご要望に対し、弊社では長年蓄積したガラス表面の特殊加工技術をベースにコンサルティングサービスを実施しております。
病理細胞診断用コートスライドグラスのみならず、弊社では、蛍光抗体法に最適な高撥水性印刷スライドグラス・細胞培養と細胞表面のレーザー顕微鏡観察可能なガラスボトムディッシュ、カルチャーカバーグラス・DNAマイクロアレイ用スライド・タンパク解析用シリコンコート等ガラス表面に特殊機能を持たせた医療用ガラス技術に加え、液晶パネル・CCD用ガラス、レンズ、ディスク等の電子部品用ガラス事業を展開しております。
これら技術を駆使し、ご要望に応じて専用設計の表面加工・ガラス設計を行うことが可能です。特に新規市場への展開をお考えの法人・新技術開発を目的とした大学、研究所等を対象とした、試作評価に協力できる体制にあり、多くの実績があります。
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光学多層膜商品の提供も致します
光学多層膜の製造には高精度の膜厚コントロールと均一性が必要であり、一般的には真空蒸発法を用います。電子銃により1000°C〜2000°Cに加熱され蒸発した膜物質が真空中を空気分子と衝突することなく飛び、基板上で凝固し薄膜が形成されます。また、膜を強固にするために蒸着中に300°C付近の温度で加熱します。(基板材質によっては温度コントロールすると共に条件の最適化を図ります)。
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対応可能な光学膜商品
- 近赤外カットフィルター
- 紫外・赤外カットフィルター
- ダイクロイック フィルター
- ダイクロイック ミラー
- ビーム スプリッター
- ニュートラル デンシティ フィルター
- コールド フィルター
- コールド ミラー
- バンドパス フィルター
- レーザー ミラー
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基板の片面に紫外線(UV)カットコートを、もう一方の面に赤外線(IR)カットコートを施したフィルターです。赤外線の反射帯域は、積層数を数えたり、赤外吸収ガラスを基板に使用することで自由に設定できます。
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